Facebookの投稿内容を絞れません。
これは、個別相談の際に、よく出てくる言葉です。
例えば…
・コーチングとアロマとアクセサリー作りをやっている
・ウォーターサーバーの代理店と、経費削減事業をやっている
・コミュニケーション講師と、名刺作成をやっている
「複数やっているのですが、どうやって発信するのが良いでしょう?」
こうした質問は、本当に多いです。
このようなケースに多いのは、「ビジネスに関する発信が広がらない」という悩みです。
コーチングのクライアントとの話題をアップし、
アロマのイベントを告知し、
アクセサリーのネットショップへのリンクを貼る。
どの記事にも反応があまりないのに、食事の投稿にだけやたらとイイねがつく…。
似たような経験はありませんか?
なぜ、そうなるか、原因はこちら。
「話題が目まぐるしく変化するので、面白くないから」です。
食事は万人ウケするので、イイねはつきやすいもの。
そのため、ビジネス関連の投稿にはイイねがつかず、食事投稿にだけイイねがつく。
そんな事態になるのですね。。
とは言え…やっていることはいろいろあるので、どれも発信したい。
こんな時は、どうすれば良いのでしょうか?
読者目線に立ちテーマを絞りましょう。
こうした質問に対して、まずお聞きすること。
「あなたの読者は誰ですか?」
まずは、ここから考える必要があります。
その理由は、Facebook=自分チャンネルという原則に立ち返るとよくわかります。
(この原則についてはこちらの記事が詳しいです。)
>>Facebookを自分チャンネルに育てるとんでもないメリット
Facebookがラジオのチャンネルだったとしたら、番組のテーマは決まっているもの。
リスナーが誰かもある程度決まっているものです。
30代前半の働く女性
40代半ばの専業主婦
10代のスポーツをやっている高校生
<誰に届けるか>と<テーマ>をすり合わせ、チャンネルの中身を詰めていくのですね。
チャンネルの中には、いくつかのコーナーがあるけれど、全編を通して核となるテーマは一つ。
そのため、最初から最後まで楽しんで聴けるのです。
冒頭20分が、サラリーマン向けビジネス書情報
中盤20分が、新妻向け料理本情報
終盤20分が、リタイア世代向け詩集情報
なぜなら、テーマは「本のある暮らし」だから!
こんなラジオ番組があったらどうでしょう?
たとえテーマが「本」でくくられていたとしても、きっと聴かないですよね。
リスナーからすると、話題がコロコロ変わり、1時間ずっとは楽しめないですから。
あなたの読者は誰ですか?
Facebookで効果的に情報発信をするなら…
まずは、読者を絞ることが大切です。
届けたい相手は誰か?
その人が必要としている情報は何か?
その中で、自分が届けられる情報は何か?
こうした流れで考えていきます。
その際、思い切って読者を絞った方がうまくいきます。
コーチングとアロマとアクセサリー作りをやっているなら…
まずは軸となる読者とテーマを絞る。
仮に読者を40代女性社長の◯◯さん
テーマを「アロマ」と決めたなら…
チャンネルの内容を、◯◯さんが喜ぶアロマ関連情報にしていくのです。
会社の受付で焚くべきアロマは?
様々なメーカーのオイルを比較してみた
セミナー前の緊張に効く、アロマ活用法
こんな内容を発信していくと、面白いですね。
すると…Facebookチャンネルの内容が整理されるので、読者が増えてきます。
40代女性社長に向けて届けている情報が…
30代男性社長にもウケる。
40代主婦にもウケる。
こんな風に、情報は広がっていくものです。
いくつか発信したいことがある。
そのような方は多いと思います。
けれど、発信したいこと全てを発信するのは逆効果。
まずは、1つのテーマを軸にチャンネルを育てる。
そこから始めてみましょう。
コアな読者ができてくれば、他のテーマを発信しても、チャンネルはぶれません。
まずは焦らず、1テーマで自分チャンネルを育ててみませんか?
急がば回れ。
届けたい情報を届けるには、原則に沿った方が早いですよ☆
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