年間100冊以上読んできてわかったこと
皆さん、本はお好きですか?
年間何冊ぐらいの本を読まれているでしょう?
毎月、数冊ずつ新しい本を読んでいる。
けれど、本棚を見ると、同じようなジャンルの本が山積み…
最初から最後まで読んだものの、
内容を覚えている本はわずか…
せっかく読んでいるのに、十分に吸収できていないと感じていませんか?
僕自身のことをお話すると…
大学4年の頃に読書に目覚め、社会人2年目に読書量は年間100冊を超えました。
それから、コンスタントに毎年100冊以上の本を読んでいます。
大学4年の3月。
入社を目前に、「さらに読書能力をあげたい!」と思い、
10万円をかけて「フォトリーディング」を受けたこともあります。
ところが、その当時読んでいた本の内容を思い出そうとしても、全然思い出せません。
まさに、せっかくに読んでいるのに吸収できていなかったのです。
mottainai…
本との向き合い方を考えさせられた出来事
そんな僕でしたが、現在では本からの学びをしっかり吸収できるようになりました。
特に、速読講座に通ったわけではありません。
とある出来事を通して意識が変わったのです。
それは、数年前の自身の結婚式の話。
披露宴の終わりに、父がスピーチをしたのです。
原稿など持たず、ふらっと出てきた父は、滔々とスピーチを始めました。
3分ほどのスピーチだったと思います。
その中に、彼は「世の中ではあまり知られていない歴史的名言」を3つも盛り込んだのです。
アドリブです。
大の読書好きの父なので、知識が豊富なのは知っていたのですが…
一つ一つの言葉を血肉にしているのが伝わってきました。
これが、生きる読書か!
父のスピーチの最中、不謹慎にもそんなことを考えさせられました。
それからというもの、僕の読書体験が変わりました。
読んだ本からの吸収力が高まり、実践に活かせるようになったのです。
読書を資産に変える方法
では、僕が実践していることを僭越ながらお伝えしようと思います。
1:本の選び方
2:本の読み方
3:本のまとめ方
今回は、本の選び方について。
そもそも、読書は何のためにするか?
大切なのは目的意識です。
もったいない読書をしていた頃、僕の読書の目的は、
「年間100冊読むこと」でした。
そのため、なんとなく役立ちそうな本を買い集め、最初から最後までだーっと読む。
これが、僕にとっての読書だったのです。
そりゃぁ、血肉にはならない。
現在はと言うと、本を選ぶ時、ざっくりと目的を意識しています。
目的は大きく7つ。
<7大目的>
1、専門性を高める
2、ノウハウについて学ぶ
3、関係者について知る
4、言葉のチカラを磨く
5、気分転換
6、当たり前のレベルを上げる
7、IQを上げる
どの目的のために読もうか?
と考えることで、今吸収すべき本が選びやすくなります。
例えば、伊坂幸太郎作品が大好きな僕は、頻繁に彼の本を買います。
それは、気分転換のためであり、言葉のチカラを磨くためです。
彼のストーリーには、フックになる言葉が溢れていますから。
他には、ダイレクト出版の月刊ビジネス選書は定期購読しています。
これは、専門性を高めるためであり、新しいノウハウを取り入れるためです。
専門であるマーケティングやコピーライティングと関係のない本も読みます。
例えば、世界遺産関連の本や、中国の歴史本、文化論等々。
これらは、IQをあげるために読んでいます。
(IQをあげるとは、視点を増やすということです。)
少しだけ読書の目的を意識するだけで、その後の読書体験は変わります。
なぜ、今、この本なのか?
今、どんなテーマを吸収すべきか?
こう問いかけながら本屋をうろつくと、必要な本はパッと目に飛び込んでくるものです。
読書を資産に変えるには?
まずは、ばっくりで良いので、目的を意識しながら本を選ぶ。
これが大切。
すると、出会えてよかった!と思える本が見つかりますよ(^-^)
なぜ、Facebookが収益につながらないのか?>>
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