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なぜ、コンビニのおにぎりは「手巻き」なのか?

不思議に思った事はありませんか?

コンビニのおにぎりって、どうして「手巻き」なのでしょう?

確実に、工場生産。

おばちゃんが、手で握ったり、海苔を巻いているはずはないのに…

この疑問、とても真っ当だと思います。

ただ、あえて「手巻き」とするところに、《パッケージ力》を高めるコツが隠されています。

そもそも《パッケージ力》って何?

誕生日に友達からプレゼントをもらった。

Aさんは、DAISOとプリントされたビニール袋から、

TOWER RECORDとプリントされた黄色い袋を取り出した

四角いプレゼントをくれました。

Bさんは、伊勢丹のものと思われるチェック柄の紙袋から、

すみれ色のシックな紙袋に包まれた、四角いプレゼントをくれました。

 

開けてみると…

Aさんの袋からは、欲しい欲しいと言っていた「東方神起のライブDVD」が!!

Bさんの袋からは、まあまあ好きな「BIGBANGのベストアルバム」が!!

こんなシチュエーション。

AさんとBさんのプレゼントの、どちらが嬉しいものでしょう?

袋を開ける前は、

Aさんのプレゼントを見て、「おいおい、どうせなら心を込めて用意してくれよ!」と思うでしょう。

Bさんのプレゼントを見て、「うぁぁ!私のために用意してくれたんだ!」と期待が高まると思います。

中身はどうあれ、Bさんの心意気を嬉しく感じるはず。

実は、これが《パッケージ力》です。

中身はどうあれ、もらう側(ビジネスなら買う側)にどう伝わるか、

商品・サービスを「どう魅せるか?」=《パッケージ力》なのですね。

良いものなのに売れないのは、《パッケージ力》がないから

《パッケージ力》の概念がわかると…

「良いものに売れない」という事態がなぜ起こるかも、わかってきますね。

僕には、ヨガインストラクターの知人がたくさんいます。

彼女たちは、それぞれがヨガの経験を積んできた人たち。

 

海外(アメリカ、カナダ、インド等)で学び、

国内のスタジオでしっかりと指導経験を重ね、

トップインストラクターの元で、今も学び続けている。

 

ヨガインストラクターとしての腕前は、とても高いです。

ただ…多くの人が、お客様がつかず悩んでいます。

一方、大手のホットヨガスタジオLAVAは、着々とファンを増やし、

出店も拡大中。

 

フリーで頑張っているインストラクター達は、

「LAVAなんて、全員同じことを教えてるだけ。

インストラクターとしての腕は、私の方が絶対に上よ!」と言います。

 

けれど、人が集まるのはLAVAなんですね。

良いものなのに売れない現象。

これも《パッケージ力》。

ヨガインストラクター達は、

たいして考えもせず、「ヨガっぽいネーミング」でスタジオを開け、

「ヨガを知っている人にしか伝わらない強み」を押し出しがちです。

 

「アシュタンガヨガ専門スタジオ〜ロータス」みたいな感じで(泣)

これ、ヨガのことをよくわからん人からすると、

アシュタンガって何?よくわからんから、外れなさそうなLAVAにしとこ

と、なってしまう。

パッケージで損をしているんです!!

集客術を学ぶ前に、パッケージを見直そう!

ヨガの例をお伝えしました。

これって、どんな分野でも起きていること。

飲食店でも、美容室でも、エステサロンでも、コンサルティングサービスでも。

人が集まらない!売れない!

これは、集客方法を見直さなければならない!

そう考えて、SNSの講座に行くのも良いですが、その前に見せ方を振り返った方がいいですよ。

狙ったお客様に魅力的に映らないパッケージで、どれだけ売ろうとしても、

誰も見向きもしてくれない。

逆に、中身は同じでも、パッケージを変えた瞬間に売れ出すことは良くあるのです。

あなたが売りたいものは、なんですか?

誰に対し、どんな意図でパッケージしていますか?

ヨガインストラクターの例のように、残念な結果にならないよう、

《パッケージ力》を高めましょう!!

 

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アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。