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「言い切り力」が人を動かす

 

「人をもっとうまく動かせたら良いのに!」

老若男女問わず、誰もが望んでいることでしょう。

・部下に気持ち良く動いてもらいたい!

・旦那に快く皿洗いしてほしい!

・意中のあの子に振り向いて欲しい!

日常でも、ビジネスでも、

人を動かす言葉の力は無くてはならないですよね。

では、人を動かすために、

どんな言葉の力が有効なのか?

その筆頭としてお伝えするのが、

「言い切り力」です。

「言い切り力」とは、

その名の通り、「ものごとを言い切って伝える力」

この力が、人を動かすには欠かせません。

「この新商品は売れると思います」よりも、

「この商品は売れます!」

と、言い切った方が…

説得力がありますよね!

「健康には納豆が効果的だと言われてまして…」だと

フニャっとしていますが、

「健康には納豆なんです!」と言われると、

不思議と納得してしまいます。

このように、

「言い切り力」は人を動かすために

とても強い効果を発揮します。

 

言い切られるから選択できる!

 

では、どうして言い切ることによって、パワフルに人を動かせるのでしょう?

その理由は簡単です。

人は日々、たくさんの選択肢に囲まれて生きています。

・プレゼンで何を話すか

・どの会社と取引するか

といった、ビジネス上の選択もあれば、

・どの店でランチをするか

・お土産にどのケーキを買うか

といった、日常生活の選択もあります。

人生は、四六時中、選択のオンパレードなのです。

さらに…現代はたくさんの情報が溢れています。

紹介、雑誌の記事、レビューサイト…と、

選択のための情報は無限。

情報を集めれば集めるほど、さらに迷わねばなりません。

これは困った。

選択し続けるのは大変なんです!

そんな時、こんな言葉をぶつけられたら、

あなたは選択の迷いから解放されます。

それが、

「あなたは私を選ぶべきよ!」という、

「言い切り力」のある言葉なのです。

 

トランプ氏の躍進を支える「言い切り力」

 

近頃益々盛り上がっている、アメリカの大統領選。

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候補者の中で、群を抜いて人を動かしているのが、

共和党の候補者候補、ドナルド・トランプ氏です。

彼がなぜ多くの人を熱狂させられるか?

その理由こそ、「言い切り力」です。

「アメリカを再び偉大な国にする!」

彼はそう言い切ります。

他にも…「言い切り」のオンパレード。

批判するにも力強く言い切るので、支持者以外からは非難轟々。

引用するのがはばかられる程です。。

それでも、支持率は49%で共和党トップ!

「言い切り力」によって、大統領の座も見えてきました!

 

大阪のおばちゃんも使う「言い切り力」

 

トランプ氏を引き合いに出すと、

使いこなすのが難しい気がしてきますが、

実際には、そんなに難しくありません。

あなたの周りにも、「言い切り力」の使い手はいます。

最たる例は、大阪のおばちゃんでしょう。

これは、先日のこと。

最寄駅で電車を降り、帰宅しようと思ったら、

駅前でポンカンを売っているおばちゃんがいました。

お土産に買おうか迷っていたら、すかさず一言。

「あんたが食べた中で一番甘いで!」

出た!根拠のない「言い切り」!

試食用のポンカンを差し出され、口に運んだ瞬間…

「どうや!甘いやろ!」

来た!「言い切り」の波状攻撃!

ただ、こうも言い切られると悪い気はしないもの。

今までで一番甘い気がしてきます。

「うん。一番甘いです。」

僕は思わずそう答え、

おばちゃんに勧められるままに、

ポンカンを1kg買って帰りました。

このように、「言い切り力」は誰でも使うことができます。

難しいボキャブラリーは不要。

ただ言い切る。

それが「言い切り力」の繰り出し方。

何かの魅力を伝えたい!

人を動かしたい!

そう思ったら、言い切る。

相手を「選択の迷い」から解放し、

あなたが思う方向へと背中を押してあげるのです!

 

使用上の注意=「マイルドさ」を忘れないこと

 

非常にパワフルな、「言い切り力」ですが、

使用上の注意があります。

それは、多用しすぎないこと。

そして、マイルドさを忘れないことです。

マイルドさとは

「特定の相手に強い刺激を与えない気遣い」

トランプ氏の数ある発言の中に、

「メキシコとの国境に万里の長城を築く!費用はメキシコもちだ!」

という迷言があります。

この言葉は、メキシコや移民に、強い刺激を与える言葉です。

刺激的すぎるこの言葉にマイルドさを加えてみましょう。

「メキシコからの麻薬や銃の流入を、俺は許さない!

アメリカを立ち直らせるためには覚悟が必要なんだ!」

同じ言い切るでも、

「特定のターゲットを刺激する言葉」ではなく

「自身の立場を打ち出す言葉」になります。

強く言い切る場合は、マイルドさを加えることをお忘れなく。

さらに、「言い切る頻度」にも注意が必要です。

会話のたびに言い切られると、押し付けがましいですよね。

毎回言い切るのではなく、

・本当に大切な選択の時

・本当に良いものを進める時

・絶対に相手のためになると確信がある時

そうした時限定で言い切る。

これぐらいの感覚で使うのが丁度良いでしょう。

 

「言い切り力」がオリジナリティを創る!

 

人を動かす言葉の力。

その一つとして「言い切り力」を紹介しました。

パワフルですよね。

僕は、Webで価値ある情報を発信したいと考えるあなたにこそ、

「言い切り力」を発揮してもらいたいのです!

現代は、誰でも自由に発信ができます。

ブログ、メルマガ、Twitter…

まとめサイトも多いです。

誰でも自由に発信できるからこそ

「オリジナリティー」を出すのは難しい。

僕はそう感じています。

「他人の意見と大差ないのでは?」

「こんなこと、私が言っても…」

「この言葉は、いったい何人に届くだろう」

Web上で発信する時ほど、こうした考えが出てくるものです。

そこで、〜と思うと言葉の力を弱めると、

誰にも届かない、オリジナリティーの薄い文章になってしまいます。

・あなたの情熱

・届けたい価値ある情報

画面の前の人にそれらを届け、

彼らを動かすには、言葉のパワーが必要。

そんな時こそ、思い出して欲しいのが「言い切り力」。

あなたの「言い切り力」が、

新しい選択をつくりますよ!

 

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アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。