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雑誌にツッコミを入れながら読んでいる妻

女性の目線を勉強しようと買っておいた

女性向けファッション誌『CLASSY.』

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仕事から帰ると、妻がペラペラめくっていました。

何やら、ツッコミを入れながら。。

こんなファッションはNGって内容ばかりで、

何が正解かわからへんなぁ」

彼女にとって一番興味深かった企画を、僕も読んでみると…

たしかに!

かなり高度な(というか、参考にしづらい)内容です。

男ウケ服だけで3月の着回しDiary』

という、キャッチーなタイトルは魅力的ですが…

今日は、この記事を題材に、

理想の人に選ばれる「オンリー1戦略」

について深掘りしたいと思います!

 

あれダメ、これダメ…答えはどこに?

『男ウケ服だけで3月の着回しDiary』

どんな企画かというと、

「20代後半の一般オシャレ男性3名による、

男ウケする服装に関する座談会」という内容。

テーマは、「高感度の高いベーシックなコーディネートとは?」です。

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そこでの会話が、なかなか言いたい放題。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Hさん:パートナーとなる女のコは賢くあってほしい。

    それは、服装にも表れると思う。

Yさん:花柄とかリボンをふんだんに使っていると心配になる。

Tさん:男前なボロボロデニムは清潔感がなくて嫌。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

出てくる出てくる。

三者三様かつ、抽象的なニーズの数々。

「賢さ+ヘルシーさ+親しみやすさが欲しい」

「いい女感が欲しいが、大胆な露出はNG」

う〜ん。ズバリどういう服装を言うのでしょう?

3ページにわたる座談会の結果、

男のコが女性に求める4大イメージは、以下に集約されました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

1:親しみやすさ(話しかけやすいオーラ)

2:健康的(ミニ丈をヘルシーに着こなす)

3:きちんとしている(働いている姿を想像させる)

4:いい女(かすかな色気で美人感を演出)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうでしょう?

イメージは湧きますか?

男性である僕にはさっぱり。

女性である妻にとっても、

どう参考にすれば良いか、伝わりにくかったようです。

 

ニーズを追いかけ過ぎると迷子になります!

この企画を眺めて感じたことは、

ニーズの全てに応えることは不可能ということです!

今回は、男性3人による座談会でした。

・基本的な好み

・TPOによっての好み

・素材や色合い等、細かい好み

3人それぞれニーズはバラバラです。

全てのニーズに応えるには、数十点のアイテムが必要でしょう。

さらに、ニーズに応えようと片っ端からアイテムを揃えたとして、

もう一つ問題があります。

それは、「自分に似合うか」ということ。

白スキニーデニムが健康的でGoodらしい!

チェックシャツが親しみやすくてGoodらしい!

それはOK。

ですが、自分に似合うのかは別問題です。

人それぞれ、個性があり、その人ならではの魅力があります。

全ての服を完璧に着こなせる人はそうそういません。

ニーズがあるからと言って、

似合わない服装を選んでしまうと、

せっかくの魅力が台無しになってしまいます。

 

ビジネスの世界でも同じことが起こっている

ファッションの話題について書いてきましたが、

同じことが、ビジネスの世界でも起きています。

僕は元々自動車メーカーで働いていました。

軽自動車「Nシリーズ」の「設計〜製造ワンストップ部隊」で

部品の購買&調達をしていたのですが…

生活カーである軽自動車に対し、お客様からのニーズは様々。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

・軽自動車なので、コンパクトが理想

・いやいや、ベビーカーも乗せられるぐらい背が高い方が良い

・セカンドカーなので、コストは抑えて欲しい

・いやいや、大切な家族が乗るので、

コストがかかっても安全面にこだわってほしい

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうでしょう。

これらのニーズ全てに応える車は設計のしようがありません。

「お客様は神様だ」

たしかにそうですが、

ニーズ全てに応えようとしたら、

コンセプトがブレブレで、

「一体誰に選ばれたいのか」

全く伝わらない商品になってしまいます。

ファッションの例、車の例を挙げましたが、

サービスでも同じこと。

お客様のニーズ全てに応えるサロン。

どんなお客様にも対応可能なコンサルティング。

なんでも食べれる居酒屋。

…様々なニーズに対応しようとし過ぎて、

あなたの本来の魅力を台無しにしていませんか?

 

ターゲットは、勇気を出して1人に絞る!

いくつかの例に触れてきました。

ポイントは、

いろんなお客様の、様々なニーズに応え過ぎない!ということ。

そして、

本来の魅力を活かす方法を考えましょう!ということです。

ファッションの場合、

漠然と「男ウケ」を狙うと、どのニーズに対応すべきかわからなくなる。

そうではなく、

「◯◯さん」とターゲットを絞り、

その人の好みを中心に考えるのです。

ビジネスの場合、

漠然と「30代前半の美意識高いOLさん」とするのではなく、

「◯◯さん」と絞り、

その人のニーズを軸に考えるのです。

ターゲットを絞ることで、満たすべきニーズは明確になります。

さらに、そのニーズを満たすうえで、活かせる資源はなんだろう?

と考えることも大切です。

◯◯さんが好みそうな服装で、自分の雰囲気に一番合うものは?

◯◯さんが求めている中で、自分のスキルが一番活かせるメニューは?

こう考えることで、

一番喜ばせたい「◯◯さん(理想のお客様)」にとっての

魅力的なあなたが出せます。

1人に絞るのは勇気がいります。

けれども、

理想の1人に絞るからこそ、

選ばれるオンリー1になれるのです!!

 

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アラヤ ノブトシ

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