この記事の目次
読書にはアウトプットが重要だと言うけれど…
「読書するならアウトプットが大切です!」
よく聞く言葉です。
そうは言われても…
効果的なアウトプット法って一体何なのでしょう?
実を言うと、
僕は本を読むのが大好きで、
25歳以降、年間100冊以上読んでいます。
(昨年からは平均1日1冊読んでいます。)
ただ、100冊読書を始めた当初は、
「100冊読んでも、身についていることは少ない」
と感じていました。
インプットもアウトプットも自己流で、
だらだらと読んでいたのですね。。
(だらだら読書とでも名付けましょうか。。)
ところが、現在では、
読書の精度が上がっている自信があります!
そのきっかけは、
インプットとアウトプットの関係性を見直したから。
そして、インプット、アウトプットそれぞれの目的を
整理してから、読書をするようになったからです。
これから、読書経験を通して培った読書術を
「アントレ読書術」としてお伝えしていきます!
そのスタートとして、
「インプット」・「アウトプット」とは
一体どんな関係で成り立っているのかをお伝えします。
この読書術、4年前の僕に教えてあげたいです!(泣)
アウトプットってどういうこと?
まず考えたいこと。
「そもそもアウトプットってどういうことなの?」
だらだら読書時代の僕は、
読書のアウトプット=ブックレビューと考えていました。
ーーーーーーーーーーーー
昨日はこういう本を読んでいました。
内容は〜〜〜です、
そこから〜〜〜を学びました。
こんな人にオススメです!
ーーーーーーーーーーーー
こんな内容をブログに書いたりもしていましたが、
一向に続かない!
今なら、その理由はわかります。
「アウトプット」するうえで欠かせないのは、
◎自分なりの視点から語ること
◎読んだ本を題材に語ること
◎読んだ本から得たノウハウを実際に使ってみること
単なるブックレビューには、この全てが欠けていたのです(泣)
現在の僕はどうなったかと言うと、
こんな記事をアウトプット出来るようになりました。
↓↓↓↓↓
キングダムの内容をレビューするのではなく、
あくまで僕の視点から、キングダムの人気の秘密を探っています。
実は、この記事を書くにあたって、参考にした本があります。
それは、
元スターバックスジャパンCEOの岩田 松雄氏の
『ミッション』・『ブランド』の2部作。
この2冊を自分なりの視点で掘り下げ、
キングダムを題材にして、記事に仕上げたのです。
う〜ん…4年前の僕に読ませたいです!(泣)
読書術は料理に置き換えるとわかりやすい!
ちょっと高度に思えたかもしれません。
が、読書のインプットとアウトプットの考え方は、
料理ととても似ています。
もしも、あなたがカレー屋だったら??
この例で考えてみましょう。
お客様に「春らしい新メニュー」を提供するには、
あなたはどんなプロセスを踏むでしょう?
ざっとこんな流れになることでしょう。
1:「春」や「カレー」について情報を仕入れる
2:どんなカレーを作るか考える
3:実際に作る
もう少し詳しく見てみましょう。
1:「春」や「カレー」について情報を仕入れる
まずはインプットの段階です。
作りたいカレー像をイメージしながら、
他店のカレーを食べ歩いたり、
スパイスの本を読んだり。
あるいは、発想を膨らませるために、
カレー以外の料理を食べたりするでしょう。
新メニューにつながりそうな、
色んな情報を仕入れていくわけです。
次に、
2:どんなカレーを作るか考える
ここからがアウトプットの段階。
どんな春カレーを作るか考えるのです。
例えば、今回は、春の旬な素材を使おう!と考えたとすると、
・春キャベツ
・山菜
・桜の塩漬け
と、材料のイメージを膨らませます。
山菜を使うなら、どんな山菜にするか。
調理方法はどうするか。
こんな流れで、どんな春カレーに仕上げるかを考えていきます。
最後は、
3:実際に作る
実際に形にしく段階です。
山菜を使うなら、「山菜の表現方法」をカチッと具現化します。
料理人としてのスキルを発揮する段階とも言えますね。
タケノコをあく抜きする。
たらの芽を揚げる。
ツクシを煮る。
山椒の葉をトッピングする。
こうして、春カレーが出来上がります!!
「アウトプット」を漠然と考えてはいけません。
ここまでの、カレー作りの流れを読書に例えると…
1:情報を仕入れる→インプット
2:どんなカレーを作るか考える→アウトプットその1
3:カレーを作る→アウトプットその2
となります。
そうなんです!
アウトプットには2段階あるのです。
頭の中や経験の中にあるアイディアを
「考える」段階と
形にして「伝える」段階。
アウトプットは、
「考える→伝える」の2段階で成り立っているんですね!
漠然とアウトプットが大事と理解してもうまくいかないのは、
「考える」と「伝える」のどちらに重きをおくかが不明確なまま、
アウトプットしてしまうから。
これでは焦点がぶれてうまくいきません。
これから、インプット、考えるアウトプット、伝えるアウトプット
それぞれのポイントについてはお伝えしておきます。
今日のところは、
効果的な読書とは…
インプット
↓
考えるアウトプット
↓
伝えるアウトプット
このプロセスがGood!
と理解してもらえたら嬉しいです!
ストーリーで原点の価値を伝える☆〜幸せのパンケーキの場合>>
お知らせコーナー
More from my site
アラヤ ノブトシ
最新記事 by アラヤ ノブトシ (全て見る)
- サイトのデザイン変わります。 - 2017-07-07
- 中小企業の死活問題!?「ヒューマンウェア教育」が今後の課題! - 2017-07-07
- 教育はクリエイトする時代 - 2017-05-27