LINEで送る

就職活動時代の疑問が解けました!

スターバックスでこの文章を書いています。

隣ではリクルートスーツを着た就活生が、

一生懸命エントリーシートを書いています。

 

自分が就活生の時は、

自己PRや志望動機を40枚は書いたなぁ。

そんなことが思い出されますね…

 

ところで、僕は、就職活動時代、こんな疑問を持っていました。

ーーーーーーーーーーーーー

自己PRの内容は、応募する企業によって変えた方が良い。

銀行なら、堅実さが伝わる方が良いし、

リクルートや商社なら、リーダーシップを強調した方が良い。

 

こんなアドバイスを頂いた当時の僕。

内心では、こんなことを考えていました。

「自分は自分。いちいち相手に合わせていられないぜ!

ありのままの自分の魅力を買ってくれる企業が、

俺が就職する企業だぜ!」

ーーーーーーーーーーーーー

というわけで、

エントリーシートには、毎回同じような自己PRを書きました。

合う企業は受かるし、合わない企業からはお祈りメールが届く。

 

それが当たり前と考えていたのです。

 

結果的にこの方法で内定を得たのですから、

後悔は何もありません。

 

が、このスタンスは「感動自己紹介」の観点からすると、

非常にもったいないです。

 

今日は、感動自己紹介の大切な要素、

“両想い”の大切さについてお伝えします。

35289

 

自己紹介の3つの目線とは!?

自己紹介をする目的を端的に言うと、

「次につながる関係」をつくることです。

 

「次につながる」ためには、

当然、「安心感」・「興味」・「共感」等の要素を

満たす必要がある訳ですが…

 

 

そうした観点を考える前に考えるべきポイントがあります。

それは、自己紹介の時の語り口が誰目線か?ということ。

 

目線は大きく3つに分かれます。

1:自分目線

2:相手目線

3:両想い目線

結論を先に言ってしまうと、

目指すべきは(3)の両想い目線。

 

(2)の相手目線は一見悪くなさそうですが…

違うんです!

(その理由は別途お伝えします。)

 

今日は3つの目線の一つ、

自分目線の落とし穴について深堀しましょう。

 

 

1:自分目線

これは、自分が伝えたいポイントを伝えるという目線。

 

自分が伝えたいこととは…

・売りたい商品

・オススメしたいサービス

・紹介してもらいたい人

・自分の魅力や想い

 

こうした、伝えたいことだけを伝えるのが、自分目線の特徴です。

 

例えば、

・大手の◯◯ホテルと取引しています!

当人は、すごい実績だ!と思って話していても、

聞き手にその価値の大きさは伝わっているでしょうか?

 

 

・社内No.1の営業実績があります!

実績があることはもちろん素晴らしい。

ですが、自慢と取られてしまう可能性があります。。

 

自己紹介は、相手があってのこと。

相手にとって興味がないことを自分目線で強調しても、

魅力的に伝わらない可能性が高いのです(>_<)

 

自分目線の落とし穴

自分目線で自己紹介をしてしまうのはナゼか?

それは、「価値あるものは売れる」という落とし穴があるから。

 

もしも、

「こんなに良いことなのにどうして伝わらないのだろう?」

こう感じたことがあるとしたら、

落とし穴にはまっている可能性が高いです。

 

その落とし穴について知ってもらうため、

とあるエピソードをお伝えしましょう。

 

これは、僕が独立前に働いていた会社でのエピソードです。

オーガニック食品を扱う会社で働いていた僕は、

半期に1度、商談会に参加していました。

 

 

買い手企業(百貨店やスーパー、通販会社等)と、

売り手企業(メーカーや卸問屋、農家)のマッチングを図るイベントで、

 

買い手企業のブースの前に売り手企業が並び、

順番が来たら、企業情報や商品をプレゼンする。

 

そんなイベントです。

 

 

東急◯ンズのブースに並んでいたところ、

前の会社の商談内容が耳に入ってきました。

(※商品名等には一部脚色を加えています)

 

ーーーーーーーーーーーーー

弊社は福祉法人でして、障害がある子供達と共同で商品づくりをしています。

 

今日お持ちしたのは、障害がある子供が書いたイラストを使った、

“おもちゃドラム”です。

 

側面にイラストが描かれていて、上部はドラムになっています。

叩いて音を出して遊ぶことができます。

ちなみに、上部は蓋のようになっており、

外せば小物を収納することもできます。

 

子供達の想いが詰まった商品なのですが…

どうでしょう?

ーーーーーーーーーーーーー

 

こうした自己紹介から始まった商談。

売り手側はどんどんヒートアップし、

熱い想いで障害者と関わっていること、

社会参画がどれだけ大切かを語ります。

 

一方の買い手企業は、

「お腹いっぱい」という様子。

 

結局、「検討してご連絡差し上げます。」

と、気の無い返事で商談は終了しました。

 

このエピソードからの教訓をまとめましょう。

 

社会的意義がある商品や活動は大切です。

ただ、聞き手には、聞き手のニーズがあります。

 

こんな悩みを解決したい

こんな希望を満たしたい

 

こうしたニーズと全く重なり合わないことをどれだけ話しても、

両想いにはなり得ません。

 

自分目線で

・語りたい魅力

・伝えたいストーリー

・強調したい実績

 

様々伝えたとしても、

届くかどうかは相手ありきなのですね。。

 

自分目線をチェックしよう!

自分目線の落とし穴について、

イメージは湧いたでしょうか?

 

価値や魅力を言うことと、

相手に価値や魅力を届けること。

 

似たように見えて、実は違うんですね。

 

両想い目線での自己紹介づくりについては、

どんどん情報をお届けしますが、

 

今日のところは、

今までの自己紹介は、「自分目線」になっていなかった、

を振り返ってもらえたらと思います。

 

身近な人に聞いてもらい

価値がしっかり伝わるかチェックしてみましょう(*^-‘)b

 

<<自己紹介コンプレックスがハマる<落とし穴>とは!?〜感動自己紹介に大切な視点

感動自己紹介づくりの9ステップ〜全体像をお伝えします☆>>

お知らせコーナー

The following two tabs change content below.

アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。