魅力的な朝ドラヒロインの共通点は?
NHKの連続テレビ小説が大好きな僕。
この数年では、「あさが来た」がとーっても素晴らしかった。
特に素晴らしかったのは、ヒロインのあさの「筋が通った生き方」です。
彼女の人生は、端から見たら「わがまま」
けれども、より良い社会をつくるための「わがまま」でした。
「まっさん」のエリーも素晴らしかったですね!
彼女も「わがまま」
親を遠いスコットランドに残し、愛する人のために異国で生きる道を選んだ。
海外直行便なんてない時代ですから、常識からすると「わがまま」な選択です。
けれども、愛するまっさんの志のための「わがまま」でした。
「まれ」は…「わがまま」になり切れず、ストーリーとしてもどっちつかずだったと思います。。
こう考えると、朝ドラの魅力的なヒロインは「わがまま」という点で共通していると思います。
この「わがまま」というキーワード。
これからの時代を語るうえで、欠かせないと思います。
時代の変化という観点から、このことについてお伝えしましょう。
「ありのまま」の時代はもう終わりました。
「ありの〜ままの〜自分になるの〜♪」
2014年、アナ雪の主題歌が大流行しました。
この歌は、英語だと「Let it go〜Let it go〜♪」
直訳すると、「手放せ〜手放せ〜♪」です。
これまでの、執着、自分への諦め、変化への恐れ。
そうしたものを手放し、次のステージへ進もうという歌だったんです。
けれど、日本では「ありのまま」の歌としてヒットしました。
根底には、
- もっと私らしく
- 今の自分じゃなく「いつか」の自分
- どこかにある理想
こうしたものへの希望が込められていたのだと思います。
他からの評価に支えられ、内面の充実感を持ち、「ありのまま」に生きる。
こうした心の声を反映した時代だったのですね。
ところが、それから2年経った今、時代は変化していっています。
どう変わったかというと、ダメ出しの時代に変わりました。
これまでならスルーされていた(かもしれない)ことが、大問題になる時代。
- 政治家のスキャンダル騒動
- オリンピックのエンブレム騒動
- スポーツ選手のギャンブル騒動
- 人気タレントの不倫騒動
- ブログや会見での言葉尻で炎上
小さな綻びを責め立てられる。
そんな世の中になっています。
ついこないだまで「ありのまま」・「私らしく」が良しとされていたのに、大きな変化ですよね。
さらに、時代は「調和の時代」へ入っていくと言われています。
価値観が多様化し、「軸がないと流される」
「軸が定まっていれば、様々な調和が生まれる」
こんな流れへ移っていくと言われています。
※この考えの背景については、長くなるので別の記事で書きますね(^-^;
起業家として生きる僕からみて、今の時代に「私らしく」働くことは難しいと感じています。
朝ドラのヒロインのような、人生に軸をもつ生き方。
ある意味、他人の目を気にしすぎず、良い意味で「わがまま」な生き方。
それがこれからのキーワードになるのでしょう。
今の時代に大切にしたい「わがまま」とは?
「わがまま」という言葉を使っていますが、どういうことかをお伝えしましょう。
僕は、「Waがままビジネスアカデミー」という起業家のプロデュースサービスを提供しています。
ここで言う「Waがまま」には幾つかの意味合いが含まれています…
(わがWaなのがポイントです☆)
「和」…自分軸を持ったうえで、人と調和できる
「話」…自分が何者かを、話す・分かち合う
これからくる調和の時代。
自分らしくあろうとすることも大切ですが、自分の軸を持ちつつ、発信し、人とつながる。
こうした目線をもった生き方・働き方が大切だと思っています。
それが、その人の魅力をさらに輝かせ、満足度の高い人生の源になります。
「わがまま」万歳!なのです(^-^)
わがままを発見しよう!
ここまで、「私らしく」→「ダメ出し」→「調和」という社会のキーワードをお伝えしまてきました。
そして、なぜ「わがまま」が良いかをお伝えしました。
日本人であると、「わがまま」という言葉にネガティブなイメージがあるかもしれません。
が、魅力を感じさせる人や人気者、活躍している人は、たいてい「わがまま」です。
あなたが、魅力を感じる人はどうでしょう?
きっと、譲れない軸やこだわりを持っているのではないでしょうか。
これから、「Waがままビジネス」についても、どんどんお伝えしておきます。
個人が魅力を輝かせられる仕事スタイルを、どうやれば作れるか?
僕自身も「わがまま」に実践し、お伝えしていきますね(*^-‘)b
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