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ある日妻が言いました。

家で仕事をしていると、妻が唐突に話しかけてきました。

 

妻:なぁなぁ、私、思ったんやけど。 結婚ってRPGやよね。

僕:何?突然。

妻:いや。そう考えたら面白いやん。

一人で旅をしていたのが、仲間が2人に増えるでしょ。

そして、さらに仲間が増え(子供が増えるということ)、仲間が巣立ってまた二人になり…

たまに、途中でゲームオーバーになる人もいる(離婚するということ)。

こう考えたら、どんな結婚生活もあって良いなって思えてくるよね。

この目線、なかなか面白いです。

『人生ドラクエ化マニュアル』という本が流行ったりもしましたが、人生をRPGに例えると、山や谷もあって当たり前と思えてきます。

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今日は、人生をストーリーで捉えることについて深掘りしてみます☆

 

ストーリーで考えると人生の捉え方が変わる

先ほどの妻との会話。

結婚生活をRPGに例えると、どんなストーリーになるでしょう?

出会いは十人十色。

いきなり仲間になる場合もあれば、まずは敵同士というスタートもあるでしょう。

そこで何かが起き、仲間になる(結婚する)。

そこからが夫婦としての冒険のスタート。

(人によっては3人で始まる場合もあり。)

 

この冒険は、様々な山や谷を越えて進んでいきます。

  • 洗濯物の干し方でもめる
  • 味の好みが全然違うとわかる
  • 共働きで休みが合わない
  • 夫が突然転勤になり、引っ越す
  • 姑が憎らしい
  • 義父が倒れる

こうした様々なイベントを通り抜けます。

新しいダンジョンへ突入することもあります。

イベントを越えるたび、夫婦のレベルが上がる。

時に、職業が変わったり、新しいスキルが身についたり…

 

僕は結婚RPGを初めてまだ2年半です。

けれど、ずいぶんたくさんのスキルや魔法を身につけました。

  • 「受けながし」:掃除しなさいという要望をうまくかわす
  • 「ベタ褒め」:妻の料理をやたらと褒める
  • 「お土産」:帰りが遅くなる日や出張時に妻の好物を買って帰る

熟練の夫婦は、新人の僕らが持っていないスキルを山ほど持っていることでしょう。

いずれにせよ、イベントを乗り越えるために身につけたスキルであり、その時は必要だった。

こう考えると、「受けながし」が悪いことには思えなくなりますね。

ただ、身につけたスキルであって、使うか使わないかの選択権は自分にある。

それだけのことなのだと思えてきます(^-^)

 

「スキル」と思えば手放せる

妻の突拍子もない発言から、新しい人生の捉え方が可能になりました。

RPGと考えるのは本当に面白いですね!(自画自賛)

例えば、自分で望ましくない癖。

僕の場合、「片付けができない」です。

普通に生きていると、「片付けができない」=「だらしない自分」と考えます。

どこか、「だらしない自分」=変えられないあり方と思えてしまう。

すると、「ベルト片付けてくださ〜!」と妻に怒られた時、こう思ってしまいます。

「俺はだらしない人間なんだ!仕方ないだろ。そんなに怒るなよ〜」

その根底には、

「変えられない自分」について、そんなに怒るなよ

という考えがあると思うのです。

 

ところが、スキルだととらえると、どうなるでしょう?

「片付けができない」=「放置する」というスキル

いつ身につけたかはわかりません。

が、「片付けができない」=「だらしない自分」ではなくなります。

「片付けができない」=「放置する」スキル使用中。

そう思うと、スキルを使うのを止めれば良いだけ。

 

そんなん言われても無理だから!

と逆切れする必要もなくなりそうですね。

(あっ、僕は逆切れはしません。「受けながし」を使います。)

 

ストーリーで捉える技術〜①スキル化

人生をストーリー(=RPG)で捉える時に使える技術。

「スキル化」はやって面白いかもしれません☆

これが自分だ!としている短所をスキルだと捉える技術です。

  • 寝坊→スキル・布団立てこもり
  • 浪費→スキル・散財
  • 大食い→スキル・エネルギー補給

 

こんな感じでしょうか?(^-^;

普段は、短所=そんな自分と考えていることでしょう。

それが、スキルだと考えると、止めれる気がしなくもない。

例えば、大食い=エネルギー補給と考えると…

ご飯をおかわりするかしないかは、スキルを継続しようするかしないか。

「大食いの自分」は3杯食べるのが普通と考えなくてもOKな気がしてきませんか?

 

僕はしばしば、妻にマニアックな話をします。

 

  • 東京と大阪のラーメン文化の違いについてのレポート
  • 近所のおばさんの生態に関する考察
  • 『キングダム』の感動名場面の報告

 

こうしたマニアックな話をすると、妻の耳がペタっと閉じます。

「こうした話に興味がない妻」

VS

「ついついマニアックな話をしてしまう僕」

変えられないものと捉えていましたが…

 

「聞き流しスキル」を使う妻

「マニアックトークスキル」を使う僕

とも考えられます。

それならば、「前説」というスキルを身につければ、「聞き流しスキル」を発動させずに済むかもしれません!!

 

今日は、結婚をRPGと捉えるというテーマでお送りしました。

ストーリーで捉えると、結婚も仕事も、関わり方が変わってきますね(^-^)

 

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