自己紹介で損をする人
交流会やパーティー。
自己紹介の場面は様々。
そんな中、こんな風に感じたことはありませんか?
「またどうぞよろしくお願いします」と言われたけれど…
「また」は絶対に無いな。
せっかく時間とお金を投資して、人脈を広げに行っているのに…次につながらない。
自己紹介が効果的でないばかりに、そうした事態に陥ってしまっている人を、僕は「自己紹介で損する人」と呼んでいます。
自己紹介を武器に次のチャンスを手に入れる、得する人。
自己紹介でマイナスの印象を与えてしまい、損する人。
じっくり話せば魅力が伝わるのに、もしも損しているとしたら…
非常に勿体ない!!
今日は、そんな自己紹介で損する人のパターンをお伝えします。
損するパターンを知っておくだけで、何を話すかは変わってくるはずです(^-^)
自己紹介で損をする人はこんな人
自己紹介で損をする要素は大きく3つあります。
- コンテンツが良くない
- 伝え方が良くない
- 見た目と話し方が良くない
このうち、今回は<コンテンツ>についてお伝えします。
<コンテンツ>とは、自己紹介の中身のこと。
「何を言うか」のことです。
まずは、中身がしっかりしていないと、魅力を伝えるのは難しいでしょう。
・出身地の情報
・名前の由来
・今の仕事を始めた経緯
・サイドワークでやっていること
・趣味や家族構成
自己紹介の場なのに、ポイントを4つ、5つと伝えられても、聞き手の耳には入りません。
損する例) 尼崎からやってきました佐々木と言います。
尼崎は一応兵庫県なんですが、大阪まではすぐなんで、毎日のように大阪に来てます。
これまでは、中学校で体育教師をしていたんですが、色々と思うところがありまして…
っちゅうのは、家族のことや収入のことなんですけどね。
部活の顧問をしていると、家族との時間が持てないんですわ。
そんなわけで、半年前に独立を決意しまして、今は個人向けのスポーツトレーナーをしています。
始めたばかりで、まだまだなんですけど…
逆上がりの家庭教師とかってあるでしょ。
ああいうこともできるんですが、メインのお客さんは大人なんです。
(以下、割愛)
こんな人、いませんか?
何をしている人なのかを聞き取ろうとするけど、本筋の情報がなかなか出てこない。
本人は伝えているつもりなのかもしれませんが、情報が多すぎると、伝えたい情報が埋もれてしまいます。
情報が少なすぎても、損をしてしまいます。
「名前と会社名だけを言う」
これがその典型パターン。
「◯◯株式会社の佐藤です」
こう言われたら…聞き手は頑張って話題を探さなければならなくなります。
魅力が伝わらず損をしてしまいます。
これは、「自分自身の価値」ではなく「商品」や「サービス」を売り込んでしまうパターンです。
商材の魅力を伝えたい気持ちはわかります。
けれども、「相手」のことを知らずに、お金を払う人は少ないはず。
自己紹介の場面でまず伝えるべきは「自分が相手に何を提供できるか」。
そのステップを飛ばして「売りたいこと」の話をしても、魅力は伝わりません。
損する例)
株式会社◯◯の林です。
弊社では、快眠アプリを扱っております。
月々300円かかるんですが、このアプリがあれば、睡眠の質が上がります。
眠りが浅いタイミングを察知してアラームを鳴らしてくれるんです。
だから、目覚めが良いです。
それに睡眠前にするべきストレッチを検索できます。
人は人生の3分の1は眠っています。
ですから、睡眠の質は人生の質と言っても過言ではありません。
月々300円ですが、それ以上の価値があります。
(以下割愛)
話し手についての情報がない中で商材の情報を伝えられても、 あまり情報が入ってこない気がしませんか?
商材よりも、まずは自分自信の魅力を伝える。
そうしないと、損をしてしまいます。
自己紹介は、自分をアピールする場と思われがちですが、そんなことはありません。
自分と関わることには、どんな価値があるか? これが本来伝えるべきこと。
それなのに、自分100%の自己紹介をしてしまうと、魅力は届かない。
「独りよがり」、「自慢げ」、「上から目線」
そうした印象を持たれかねません。
損する例)
カリスマ家庭教師の山田です。
私は東京大学に現役で入学し、卒業後は大手学習塾で指導をしてきました。
家庭教師は色々いますが、やはり最高学府で学んだ人から学ぶのがベストです。
私は、英語が一番得意ですが、理系のことも教えられます。
私はイギリスに留学した経験があるので、発音も良いんですよ
私が対応できるのは、基礎から応用レベルまで、様々な生徒さんです。
(以下割愛)
短い中に、「私」が4回も出てきました。
俺が俺がの自己紹介は、聞き手にストレスを与えます。
<自分100%>ではダメだのですね。
今日の記事では、自己紹介で損をするパターンのうち、<コンテンツ>についてお伝えしました。
自己紹介は、聞き手と自分をつなぐこと。
自分の目線が強すぎると、損をする自己紹介になってしまいます。
お伝えしたポイントを通して、自己紹介の中身を見直してみましょう(*^-‘)b
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