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アイディアを考え始める前に…

企画について考える。

こう聞くと、まず考えがちなのは「新しいことを感がねば」ということ。

これって、うまくいきません(汗)

理由についてはこちらを参照

企画の視点〜ラーメン編〜

 

では、真っ先にチェックすべきことは?

それは「型にハマっていないか?」という点。

プロとして、長年事業に取り組んでいる人ほど、

「こうあらねば」という型にハマるもの。

そんな状態で「新しいこと」を発想しても、

広がりのない企画が出来上がってしまいます。

例えば…

僕の元へは、こんな方が来られます。

ファッションコンサル(パーソナルスタイリスト)のその方は、

僕と出会う前、別の起業塾でビジネスについて学んでいました。

そこで教わったのは、

「ファッションはマネタイズしにくいから、ビジネスコンサルと絡めること」

「ポジショニングにファッションの要素を加えること」

こうしたコンサルティングのもとで企画を考えてきた経緯があったので、

ブランディング、ポジショニング、タイプ分け…と、

分析的なワードが飛び交っていました。

要は、「スタイリングビジネスはこうあるべき」という型にはまっていたのです。

この目線から新しい企画を考えたとしても、

生き生きとした発想が生まれないのは目に見えています。

新しいことを考える前に、型にハマっていないかを見直す。

これが大切なポイントです。

かく言う僕もハマっていました。。

偉そうに言っていますが、

この落とし穴には、多くの人が気づかないままハマっています。

僕も、実はその一人。

自分=コンサルタントと位置付けて仕事をしていた数ヶ月前。

僕の頭の中には、こんな考えがありました。

IMG_5432

↑↑↑見た目もコンサル風だったあの頃(汗)↑↑↑

サービスを高単価化するには?

期間を1年間にして、コンサル料を100万円にすべき?

確かに、売れているコンサルは、100万円ぐらい平気でとるよな。

だったら、100万円でも払う価値があるサービスにするには、 どんな要素を追加すれば良いだろう?

 

これ、コンサルタントはこうあるべきという型にハマっています。

気づかぬうちに、どっぷりです。

(僕の場合、身近に相談できる相手がいるので、すぐに気づけました。危なかった!)

他にも…

保険屋なら、セミナーをやるならマネーセミナー保険の見直しセミナーしか思いつかない

飲食店なら、SNSの使い方ばかりに注意がいく

整体師なら、自費診療のメニュー作りに夢中になる

型にハマると、他と同じような/過去の延長線上の企画にしか辿り着けなくなります。

注意が必要です。

型にハマっていないかチェックする方法

では、型にハマっていないかチェックする方法をご紹介しましょう。

一番簡単なのは、

自分の胸に手を当て、「仕事は楽しい?」と問いかける方法。

即答で「イエス!」と答えられなかったら…

仕事のどこかに滞りがあります。

我慢しながらやっている点、

マンネリ化している点があるということです。

これは、型にハマっている可能性大です。

あるいは、

人に相談するのも効果的です。

フラットな視点を持ち、

生き生き仕事をしている仲間に相談してみましょう。

すると…そんなアイディアもあるのか!と気づかされるはず。

その瞬間、型にハマっていたことに気づくことが出来ます。

最後に、こんな方法もあります。

半年前からの変化点を書き出すという方法。

仕事の回し方、実績の出方、充実度…

半年前を振り返って、何が変わったかな?と振り返るのです。

新陳代謝がなされていないなら、

過去の延長線上の仕事をしている証拠。

型にハマっています。

ここで強調したいのは、

<型にハマる=悪い>という訳では必ずしもないということ。

変化がないのは、安定している証拠でもあります。

そこで、無理に変化を起こす必要はない場合もあります。

ただ、新しい企画を考える時、新しいステージを目指す時、チャレンジをしたい時…

型にハマっていると、前進が難しい。

そんな時は、型にハマっていないかチェックをしてみましょう。

もしも、身近に相談できる相手がいないなら、

軽くご一報ください。

ポーンと型から引っ張り上げますので☆

新しい視点を手に入れる

〜個別相談会〜

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アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。