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通販サプリメントのイメージは?

BSテレビを見ていると、頻繁に目にする番組。

それが、サプリメントの通販番組です。

疲労や慢性的な不調に悩んでいた女性が、

サプリメントに出逢い救われた!と語る…

そんな構成の番組が多いです。

 

あなたは、サプリメントにどんなイメージがあるでしょうか?

僕は、こんなイメージを持っています。

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通販のサプリメントは…

謳い文句を聞くとさぞ効きそうだけど、実際の効き目はわからない…

「今注文すれば、お値段変わらずもう1箱差し上げます!」

いやいや、それなら原価はいくらなんですか?

怪しいなぁ…

このように、斜に構えてしまっていました。

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ところが!

先日、百貨店を歩いていると、面白いサプリメントのお店を発見しました。

ナチュレサプリメント・ホームページ

スクリーンショット 2016-03-19 11.04.31

ネット通販の会社ですが、

関西近郊の百貨店に出店をしているとのこと。

百貨店でも売るという、売る場所の工夫に新しさを感じました。

 

今日は、商品をヒットさせるための、

「売る場所」戦略について深掘りしましょう!

 

 

ビジネスは「売るモノ」「売る場所」「集客」で考える!

ビジネスはこの3つに分解して考えることができます。

売るモノ=商品、サービス、コンテンツ…何を売るか?

売る場所=店舗、ネットショップ、アプリ内課金…どこで売るか?

集客=チラシ、看板、ネット、紹介…どのようにお客さんを集めるか?

 

ビジネスがヒットするかどうかは、

この3要素が絡み合うことで決まってきます。

 

例えば、人気のパン屋を目指すなら…

検討すべき要素はこんな感じでしょう。

 

ーーーーーーーーーーーー

売るモノ

・パン自体の美味しさ

・他の店にない個性的な商品ラインナップ

・価格設定

 

売る場所

・店舗の立地

・おしゃれな外装・内装

 

集客

・看板の工夫

・見やすいホームページ

・食べログでの有効な口コミ

・ポイントカード

・特売日を決める

ーーーーーーーーーーーー

 

全てにおいてNo.1獲得は難しくても、

・とびっきり安く提供する

・他では真似できない看板メニューを開発する

・駅前に出店する…etc

 

「売るモノ」、「売る場所」、「集客」のどこかを工夫することで、

商品はより売りやすくなります。

 

通販サプリメントのイメージは?

先ほどの3要素から「通販サプリメント」について考えてみましょう。

ーーーーーーーーーーーー

☆売るモノ

・サプリメント

 

☆売る場所

・TVの通販番組

 

☆集客

・TVを見ている人に番組でセールス

・無料お試しを申し込んだ人に小冊子と注文用紙を送付

ーーーーーーーーーーーー

 

どこも同じような戦略ですよね。

TVの通販番組の構成も似ているため、

どのサプリメントがどう良いか判断がつきません。

 

<通販で売っているサプリメントはどれも同じ>

 

こうしたイメージを持っている人は、

僕以外にもいるのではないでしょうか?

 

仮に、他よりも「良い商品」を扱っていたとしても、

「売る場所」が同じで、「伝え方も似ている」以上、

差別化は難しいですよね。

 

売る場所を変えることで可能になる3つのこと

そんなことを考えていた僕にとって、

ナチュレサプリメントの戦略は斬新に思えました。

通販を基盤にしていたサプリメント会社が、百貨店に出店した。

 

これは「売る場所のイノベーション」です。

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百貨店に出店していることで、

「品質が高い」というイメージが伝わります。

 

ナチュレサプリメントの商品は、大手と比べて高いですが、

むしろ「品質相当の価格設定なのだ」とプラスのイメージにつながります。

 

さらには、専属の美容部員さんが丁寧に応対してくれることで、

「通販で購入したとしても質の高いサービスをしてもらえそう」と、

イメージが湧きます。

 

仮に、売る場所を変えず、

・品質の高さのアピール

・価格が高い理由の訴求

を続けたとして、効果は上がったでしょうか?

きっと、他との明確な違いは伝えられなかったことでしょう。

 

「売る場所」の戦略を変えることで、

ナチュレサプリメントは、他とは違う成果を手にしているのですね!

 

売れないなら、売るモノ・売る場所を見直す!

この事例から学ぶべきポイントは…

「売るモノ」だけでなく、「売る場所」にも目を向けましょう!ということです。

 

思うような結果が出ない時、ついつい「売るモノ」に注目しがち。

 

・他店のように値下げすべき?

・他社のように品揃えを増やすべき?

・商品Aより商品Bが売れる…商品Bの方が優れているということ?

 

こういう視点になりがちですが、本当にそうなのでしょうか?

 

例えば、

全く同じ商品でも、陳列する場所を変えるだけで売れ出すことはあります。

 

本屋に行くと平積みしてある本に目が行きますよね。

「おっ、この本が売れているのか!」と自然と注目します。

あまり売れていない本でも、目立つ場所に置けば売れるようになるものです。

 

あるいは、

これまでリアル店舗だけで販売していた商品を

ネットに掲載したら売れたという例もあるでしょう。

 

「売る場所」をもっと工夫できないか?

 

理想のお客さんに見つけてもらうためには、

「どこで売るのが効果的」だろうか?

 

現在の「売る場所」とは全く違う場所で売ってみたらどうだろうか?

 

「売るモノ」だけに注目するのではなく、

「売る場所」に目を向けることで、新しい展開が広げる可能性は大きいですよ!

 

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アラヤ ノブトシ

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