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あなたの強み「言葉では伝わらない」と思っていませんか?

「まだこの仕事を始めて間もないので、これだ!と言える強みはありません。」

先日、仲人士の方との個別相談の中で、こんなコメントを頂きました。

見るからに誠実そうなその方。

きっと、クライアントさんと「じっくり関わるのが得意」なのだろうなと想像していた矢先、

冒頭のコメントが出てきたのです。

 

・仲人士として独立して数ヶ月。

・先輩方と比べて経験が浅い。

・「じっくり関わるのが得意」とは言え、これが強みです!と言って良いレベルなのかわからない。

こうした自己認識があるため、

先ほどのようなコメントが出てきた様子。

間違いなくその方独自の「強み」なのに、控え目だなぁ。

もったいないなぁ。

僕はそう感じました。

 

と同時に、「強み」というのは、明確にこれだ!と語るのが難しいものかもしれない。

そんな風にも感じました。

 

「この程度は出来て当たり前」

「他と比べて、強みという程ではない」

「数値化できないことなので、強みと言い切る自信がない」

あなたも、こんな風に感じたことはありませんか?

 

・聞くのが得意

・対応スピードが速い

・サービス精神旺盛

こうしたことにこだわりを持っているけれど、

「強み」と言って良いか自信がない。

 

そんな時は、

これが「強み」と言い切るよりも、

ストーリーで伝える方が得策かもしれません。

 

今日は、「強み」をソフトに伝えるストーリーの使い方についてお伝えします!

 

ロッテリアを好きになったエピソード

突然ですが、あなたに質問です。

日本のハンバーガーチェーン第3位のロッテリア。

あなたはどんなイメージがありますか?

IMG_5121

※ちなみに1位はマクドナルド、2位はモスバーガーです。

きっと、明確なイメージをもっている人は少ないと思います。

質問している僕自身も、つい3日前までイメージを明確なもっていませんでした。

 

僕の場合は、ロッテリアのイメージはこんな感じでした。

ーーーーーーーーーーーー

マクドナルドは早くて安いイメージ。

モスバーガーは高品質なイメージ。

ロッテリアは…存在感が薄いなぁ。

だから3位なんだろうな。

ご当地のバーガー特集や、

ロッテシェーキ100円セールや、

海老カツバーガーのキャンペーンはやってるけど、

それだけで「ロッテリアに行こう!」とは思えないなぁ…

ーーーーーーーーーーーー

つまり、印象が薄かったのです!

(ロッテリアの関係者の方、ごめんなさい!)

 

「ロッテのカフェテリアだからロッテリア」

という位置づけなので、

「カフェのような居心地の良さ」が強み。

それは頭では知っていましたが、

それだけの理由で足を運ぶことはありませんでした。

 

そんなある日、

次のアポイントまで20分の隙間時間が出来てしまいました。

周囲に時間が潰せそうな場所はロッテリアしかなかったので、

仕方がなくロッテリアに入店。

フライドポテトだけを注文し席で待っていると、

揚げたてのポテトと一緒に水を持ってきてくれました。

頼んでもいないのに、気が利いています!

それから15分程経ち、店を出ようとしたところ…

新人マークをつけた店員さんが、

さっとトレーを片付けてくれました。

そして、店の扉を開けて、にこやかに見送ってくれたのです。

僕が両手に荷物を持っていたので、気をきかせてくれたのですね。

笑顔で見送られ、お店を後にする。

とても気持ちの良い体験でした。

 

 

「共感」がGood!!

先ほどのロッテリアでのエピソード。

僕が想像するに、全国各地のロッテリアで同じようなサービスがなされているのでしょう。

店員さんへの教育が行き届いているため、

新人の店員さんもスムーズに、気持ちの良いサービスを提供できる。

他のチェーン店にはない強みですね。

 

ところで、こうした強みを言葉にして訴えるとどうなるでしょう?

「ロッテリアはカフェのような居心地の良い空間を提供しています!」

「寛ぐならロッテリア!」

このような言葉で強みをアピールされても、

僕なら、

「マクドナルドもモスバーガーも対して変わらないでしょ?」と感じてしまいます。

だって、言葉にすると、とても平凡でインパクトに欠けるからです。

イメージも湧きづらいです。

 

一方、「強み」を感じさせるエピソードが語られたらどうでしょう?

「新人さんが自然と気を利かせて動いたことで、お客様に喜ばれた。」

そんなエピソードが語られるだけで、

「あぁ、この店は気配りに力を入れているんだなぁ」と共感が生まれます。

強みがソフトに伝わるのですね。

 

控え目な人ほど、ストーリーを活用しよう!

強みを伝えるには、ストーリーが効果的。

その強みが、他と比べて差別化しにくいものならなおさらです。

・笑顔で接客する

・話をしっかり聞く

・アフターフォローに力を入れている

 

こうした数値化できないこだわりを、

キャッチフレーズの様な言葉でアピールするのは難しい。

というか、引け目を感じることがあると思います。

 

「これが強みです!」と言葉でガンガンアピールするより、

エピソードでそこはかとなく共感させる方が、

スマートです。

 

あなたにも「これが強み」とこだわっていることがあるはず。

ただ、声を大にして言いづらいと感じていることがあるかもしれません。

 

そんな時は、

お客様に喜ばれたエピソードを語ってみてはどうでしょうか。

「笑顔を褒められた」

「お客さんから感謝のお手紙が届いた」

「こんなにじっくり聞いてもらったのは初めてと、握手を求められた」

 

未来のお客様へ「強み」を伝えるには、

ギラッとしたキャッチフレーズが必要なわけではありません。

想像をかき立て、共感を引き出す。

ストーリーを使ってみるのも一つの手かもしれませんね。

 

あなたのこだわりがお客様に喜ばれたエピソードは?

お客様の顔を想像しながら、思い返してみましょう!

 

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アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。