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「好きなことを仕事にする」はわがままなのか?

昭和の終わりに生まれた僕。

就職活動をした時は売り手市場の終わり頃でした。

2008年4月に内定をゲット。

その年の秋にリーマンショックが勃発。

そんな時代に社会に出ました。

その当時、周囲の学生の風潮は、

・海外で働きたい

・CSR(社会的な活動)へ目を向けている会社で働きたい

そういう目線を持った友人が多かったと感じていました。

単に、給与や待遇、ネームバリューだけでない選択肢が広がっていたのでしょう。

現在はどうなっているか?

社会性もそうですが、

より自分軸の働き方が重視されているのを感じます。

一昔前は、

好きなこと=仕事ではなかった。

ところが、現在は自分軸を活かした働き方が生まれています。

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・オンラインゲームがプロのお仕事になっている

・コスプレイヤーとして稼いでいる

・ブロガーが職業として認知され始めた

・都会を離れた場所で農家+αの暮らしを営んでいる

・結婚してパートに出るのではなく、趣味を活かして起業する女性が増えた

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このように、単に企業の中で働く

あるいは、世間で一般的とされている仕事を営む

以外の選択肢が可能になってきているのです。

好きなことを仕事にする!

大好きなことをやって生きよう!

この言葉は、

「わがままに生きよう!」

「世間を気にせず生きよう!」

という響きではなく、

わがままに、大好きなことをやることで世間にも価値を与えよう!

こうしたポジティブなイメージで受け入れられつつあるのです。

 

マックスむらい氏が活躍するのはなぜ?

僕の目から見て、わがままに活躍する人の筆頭は、

マックスむらい氏です!

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あなたはご存知でしょうか?

AppBank株式会社の取締役。

無類のゲーム好きで、Youtubeでのプレイ映像の配信や

ゲーム関連イベント等で活躍する人です。

「大好きなゲームだけをやって生きている」

それってどうなの?と感じた人のために、

彼の活躍がなぜ可能になるかを深掘りしましょう。

彼が支持されるのは、単に大好きなことをやっているからではありません。

世の中にはなかった、人をワクワクさせる仕事を体現しているから、

彼の活動に注目が集まるのです。

「世の中で人を楽しませているスマホゲームを、より面白くする」

これがマックスむらい氏が提供している価値です。

さらに、

マックスむらい氏が、寝食忘れるほどゲーム好きというのも大切なポイントです。

世界中の誰よりきっと、ゲームが好き。

だから、

どうすれば攻略できるかを徹底的に研究している。

どうすれば楽しみ尽くせるかを徹底的に研究している。

大好きだから、情熱を持って研究できる。

だからこそ、

他の誰にもできない深さで、ゲーム情報を発信できるのです。

彼のゲーム愛が、もし「ほどほど」だったら…

情熱的な情報発信は続かない。

ファンが集まることもなかったことでしょう。

大好きだから、他の誰もできない、

世の中に必要とされる価値発信ができるのです!

リアルの世界でも同じ現象が起きている

WEBの世界での例を出しましたが、

同じ現象はリアルの世界でも起きています。

例えば…

僕が注目しているのは、「専門性」が突き抜けたビジネスモデルです。

その中でも、「パクチー専門店」は際立っていると感じます。

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2015年にメディアに登場し始め、今では一つのカテゴリーになっているのですごい!

僕が最初に「パクチー特化型ビジネス」の存在に気づいたのは、

モヤモヤさまぁ〜ずの高田馬場特集でした。

2014年の冬の秋だったと思います。

店主さんがこれでもかとサンドイッチにパクチーを挟んでいた姿が印象的でした。

パクチーが好きでたまらない。

パクチーの美味しさを伝えたい。

そんな情熱を感じたのです。

最初にやった人はすごいですよね。

パクチーに絞り込み、美味しいパクチー料理を研究し尽くした。

呼応するように、パクチー好きのファンが集まり、

今では、専門店が増えてきた。

一人のパクチー大好き人間が、

世の中に新しい市場を作ったのです。

タイ料理専門店でも、ハーブ専門店でもなく、

パクチー専門店。

わがままに、大好きなことに絞ったからこその大ヒットです!

大切なのは、「好きなこと」をやることよりも、好きなことで「人をハッピーにする」こと!

実は、ここまでのお話を

「わがまま」にやれば良いんだ!とはとってもらいたくないです。

単に、大好きなことを好きにやれば良いというわけではない。

大好きなことを、他の人がやれないレベルで徹底的に研究する。

第一にこれが大切。

そして、

世間をもっと喜ばせられるよう、

世間に価値を提供できるよう、

魅力的に発信する。

魅力的というのは、

誰もがわかりやすく理解できるよう、「噛み砕いて伝える」ことであり、

受け取る人が楽しめるような内容に落とし込むこともそう。

この2つが揃うことで、

「わがまま」が魅力的なビジネスになります。

わがままに、一つのジャンルを型破りに研究する。

私=この分野の魅力を情熱的に語れる唯一の人

という強い情熱で伝える。

この2つが揃う時・・・

あなたの元にファンが集まり始めるのです!

 

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アラヤ ノブトシ

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