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キングダムが大人気!その理由とは?

 

ヤングジャンプに連載中の漫画『キングダム』

原 泰久先生の連載デビュー作で

16年3月5日現在、41巻まで出版されています。

どんなストーリーかと言うと…

<キングダムのあらすじ>
500年の大戦争時代の中国。

戦国時代、中国は7つの大国に分かれ、覇権を争っていた。

殷→周→春秋→戦国(舞台はこの時代!)→秦→漢→隋

西の大国「秦」の下僕の少年「信」は、 親友の「漂」に天下の大将軍になる夢を託され、 己の剣を磨きながら、成長していく…

ざっとこういう舞台設定で進んでいく物語です。

2015年には、アメトークで『キングダム芸人』が放映され、

人気は確固たるものとなりました。

IMG_5011

人気少年漫画と言えば、『ワンピース』ですが、

『キングダム』には、『ワンピース』を凌駕する魅力があります!

今日は『キングダム』の魅力を深堀りしてみましょう!

 

※誤解のないように言っておくと、

僕は『ワンピース』も大好きで、毎週読んでいます。

どちらが優れているという話ではないので、ワンピースファンの方も最後までお読み下さい。

 

『闘う理由』に人は共鳴する!

 

突然ですが、質問です。

『ドランゴンボール』の主人公・孫 悟空はなぜ闘うのでしょう?

1:サイヤ人の血が騒ぎ、「強いやつとの闘い」がワクワクしてたまらないから

2:地球を守るため

ですよね。

ただ、1の理由が95%ぐらい。

たとえ地球が壊れても、ドランゴンボールで直せば良いと考えている感があります。

孫 悟空にとって「闘い」はノーリーズンなのです!

 

では、『ワンピース』の主人公・ルフィはなぜ闘うのでしょう?

・「海賊王に俺はなる!」ため

・シャンクスとの約束「偉大な海賊になる」ため

・仲間を守るため

 

第1話では、シャンクスとの約束が描かれ、

読者にとって、ルフィを応援する理由ができます。

その後、徐々に増える仲間たちも、それぞれの闘う理由が描かれる。

麦わらの一味の闘う理由(過去)に共感・共鳴した読者が、

彼らのファンになっていくのです。

 

ワンピース人気の理由は、

「世界観の壮大さ」や「秘宝の謎を解き明かす楽しさ」、「仲間との絆」はもちろんですが、

キャラクター一人一人の「闘う理由」への「共感」によるところが大きい!

僕はそう考えています。

なぜ闘うのか?

キャラクターの「ミッション」が大事なのです!

 

どちらも負けられない!だから面白い!

 

『キングダム』はどうでしょう?

もちろん主人公・信の『闘う理由』は1巻で描かれます。

そして、もう一人の主人公・政(秦の若き大王)の『闘う理由』

サブキャラ・壁(秦の武将の一人でドラゴンボールでいうクリリンポジション)の

『闘う理由』も描かれます。

読者はそこに共感し、信たちの闘い様に感動してしまうのです。

 

では、『ワンピース』にはなくて『キングダム』にある魅力とは何でしょう?

それは、敵の武将の『闘う理由』も描き切っていること。

そのため、

「信には勝って欲しい!」

けれども、「敵にも負けて欲しくない!」

 

『闘う理由』がバチバチとぶつかり、

読者も闘いへと引きずり込まれる。

『キングダム』には、共感を超えた「共鳴」があるのです!

 

例えば、7巻。

秦の隣国・魏との闘いが最終局面を迎える中、

敵の総大将・呉慶の過去が明かされます。

呉慶は、彼が幼い頃に滅ぼされた小国の王族。

「国を二度と失うものか!」

それが呉慶の『闘う理由』だったのです!

IMG_5009

その理由の大きさに、信は気圧されます。

秦の軍勢も、押されます。

もちろん、読者である僕も、

「ア、アツいぜ呉慶さん!」となり、

敵なのに応援せざるを得ません。

『闘う理由』同士がぶつかるから、

共鳴が起き、感動が生まれるのですね!

 

闘う理由は、熱く伝える!

 

『ワンピース』にはない、『キングダム』の魅力をお伝えしてきました。

『闘う理由』を描き切る。

まさに「負けられない闘い」が目の前で繰り広げられるから、

読者は『キングダム』の世界観に引き込まれ、

共感し、共鳴し、感動するのです。

 

ここから、何を学べるか?

ズバリ、

『闘う理由』を描き切ることで、

独自の世界観を表現できるということ。

 

なぜ、この仕事をやるのか。

なぜ、この人を助けたいのか。

なぜ、この地域を元気にしたいのか。

なぜ、この商品の魅力を広げたいのか。

100人には100通りの『闘う理由』があります。

その『闘う理由』に人は感動します。

だからこそ、

『闘う理由』=なぜ、今、あなたはそれをやっているのか?

は熱く伝えていくべきなのです!

 

この社長さんは、なぜこのサービスを始めたのだろう?

気になるのはそこですよね。

「こんな想いで出来上がったサービスなのか!」と知ると共感が生まれる。

さらに、

・その当時の時代背景

・ライバルの動き(ライバルの『闘う理由』)

も伝えれば、さらに世界観が伝わり

…共感は共鳴に変わります。

 

そんな世界観の中で、実際にサービスに触れた瞬間…

共鳴は感動に変わるのです!

…『キングダム』について語り始めたはずが、

熱くなってしまいました。

まだまだ、語り足りませんが、今日はそろそろ止めておきます。

最後に、僕にとっての『闘う理由』とは?

今はカタチのないおもろい仕事の未来を、言葉の力で描き伝える!

これです!

 

ますます楽しみな、『キングダム』

これからも信の活躍から目が離せません!

 

 

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