知っておくべき「コンセプト」の黄金律
「コンセプト」があるビジネスは発展し、ないビジネスは衰退する。
そんな世の中です。
今年(2016年)の秋以降、その流れはますます強くなっています。
企業のコンセプト
商品やサービスのコンセプト
個人の人生のコンセプト
あなたは一言で言い表せますか?
なぜ、コンセプトが大切なのか?
その理由を知ると、ことの重大さがわかります。
そもそも、コンセプトとは、
「全体の元となる根本的な考え方」
そして、コンセプトとビジネスの関係は、この図のようになっています。
コンセプト・マーク
これは、「何を伝えると、お客様にどう響くか」を示した「的」です。
↓↓↓ この図の解説 ↓↓↓
what…商品・サービスそのもの
・どんな商品・サービスなのか
・売るモノそのもの
how…他との違い・USP
・他との差別化ポイント
・独自の強みとしてのUSP
why…ミッション・コンセプト
・商品、サービスの背景にあるミッション(なぜ、これなのか?)
・全体の元となるコンセプト(何を実現するためのモノなのか?)
お客様の心を射抜くには?
ズバリ!的の真ん中を狙わなければなりません!!
そのために、意識すべきなのが、why=ミッション&コンセプトなのですね。
コンセプト・マークを理解し、的確に伝えると…
お客様は動き出します!!
コンセプトが伝わると、人は動きだす!
コンセプト・マーク
この考え方を活用できるか、できないかで、
価値が伝わるかが変わってきます。
例えば、以下の2つの商品、あなたはどちらを買いますか?
what→howで攻めると…
今回ご紹介するのはこの商品!
最新鋭の空気清浄機・「ダストブロック」です!
この空気清浄機の凄さは…
最新鋭のフィルター技術!
部屋の空気中に漂う花粉やハウスダストを、たった20秒で除去してくれます。
ポンとスイッチを押して、わずか20秒!
いや〜!森の中にいるように、いい空気ですねぇ。
しかも、今なら、他店圧倒価格!
通常の4割引の、12,800円でご案内!!
why→how→whatで伝えると…
毎年春になると、
花粉症やアレルギーのお子さんが、辛そうにしている。。
そんな姿を見ていて、心を痛めている親御さんは多いのではないでしょうか?
実は、私もその一人。
かゆみで目を腫らしている娘が不憫でたまりませんでした。
そこで、思いました。
せめて家の中では、100%クリーンな空気の中にいさせてあげたい!
そのために開発したのが、部屋中の空気を瞬時に入れ替える空気循環機能、
「エアリフレッシュ」です。
この機能によって、ONにしてわずか20秒で、部屋中の空気がリフレッシュされます。
この新機能を、世界で初めて搭載したのが…
今回ご紹介する「ダストブロック」
この一台で、
花粉症の人も、アレルギーの人も、
100%快適に過ごせます。
買うなら後者ですよね。
何を売るのか?→何が他と違うのか?を伝えた前者。
(ジャパネットのような語り口ですね!)
確かに、他との違いは伝わります。
が、腹落ちはしなかったことでしょう。
一方、原点となるコンセプト(why)を伝え、
その実現の方法(how)を伝え、
最後に商品(what)を伝えた後者。
同じ商品なのに、全く違って伝わったはずです。
心を動かすのは、why。
つまり、「コンセプト」なのです。
価値観が多様化し、商品・サービスが溢れかえる現代。
ニーズがバラバラなので…
「オーダーメイド」でないと対応ができなくなっている。
これまで、他との違いをうまく打ち出せば売れていたモノも、
売れなくなっている。
そこで、さらに強固なUSPをどんどん生み出し、
違いをアピールするけれど…
それでも厳しくなっている。
それもそのはず。
ニーズや価値観がバラバラなので、
響くUSPもバラバラ。
しかも、みんなが差別化に必死だから、
USPでは差別化が難しい。(なんてこった!!)
そんな状況なので、what・howを頑張ってアピールしても、
価値は届かないのです。
こんなご時世。
本当に価値を届けたいのなら、
世の中に必要とされたいのなら、
シンプルで魅力的なコンセプト
が必要不可欠!!
お客様の心をスッと射止めるには?
コンセプトを明確にし、
企画へ落とし込み、
商品、サービスへと反映する。
これが、ベストな流れです☆
では、コンセプトを生み出すには?
知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
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