この記事の目次
「夢中になれる」というキーワードが出てきた時点でウルッとしました
これは、昨日いきざまプロデュースセッションを受けてくれた方が言われた言葉。
彼女のコンセプトは、
「夢中になれるセカイづくり」
セッション中は、
「アラヤさん、最後どこに行き着くか全然見えないんですけど…」
なんて言われていましたが、
最後は、しっかりとコンセプトに着地しました。
コンセプトが言葉になった時、彼女はハンカチで目を抑えていました。
セッションをやっていて、僕にとって一番感動的な瞬間です。
コンセプト誕生の瞬間
いったい何が起こっているのだろう？
どうして感動が生まれるのだろう？
理由が明確になることで、
このセッションの価値がより明確に伝えられる気がしてきました。
そこで、書きながら整理してみようと思います。
セッションに情熱は要らない
僕は、ムリクリほじくる系のコーチングが大嫌いです。
あるいは、厳しい言葉かけや、エネルギッシュな関わりで
モチベーションを引き出すアプローチも大嫌いです。
はっきり言って、そういうプログラムは偽物だと思っています。
「気合だ〜！」とか、
「根性叩き直せ！！」とか、
「弱さを受け入れろ！！」とか…
戦争に行くわけじゃないんだから、２１世紀の現代において、
そんな軍隊式のコーチングをやるって異常です。
（※多くの自己啓発トレーニングのルーツは軍隊教育なんですよ。）
こうしたアプローチの何が一番おかしいかって、
立ち位置が異常なのです。
「人間は修正すべき存在だ」
こうした立ち位置から提供されるプログラムなので、
「直す・変える」というアプローチになるのです。
ところが！！
人間って、そもそも「完全・完璧」な存在なんです。
これまで３０名ほどの人生を掘り下げていますが、
全員が素晴らしかった！
葛藤があり、痛みを感じ、
勇気を出し、一歩を踏み出す…
全ての人生にドラマがありました。
これって、映画の脚本と全く一緒です。
シーン単体を切り取るとマイナスに思えることも、
全てがつながることで、一本の感動的なドラマになります。
人生には無駄なことは何もない。
過去を否定する必要はないし、
欠点（と思えること）を修正する必要もない。
そして、情熱でムリクリこじ開ける必要もない。
人生のドラマチックさに自らが気づけた瞬間、
情熱は内側から自然とこみ上げるものなのです。
そのため、いきざまプロデュースセッションは、
コンセプト誕生の瞬間までは、
わりとシューっと進んでいきます。
情熱は要らんのです。
コンセプトは「ニューボーン」ではなく「リボーン」
で、何が起きてるの？って話でしたね(汗)
コンセプト誕生の時、何が起きているか？
ずばり、「人生の再構築」が起きています。
ヒアリングで人生のあらゆる出来事を紙の上にあげます。
すると、見えてくるんですね。
ドラマが！！
学生時代にも、社会人時代にも。
人生の中に、何編かのドラマがあるのです。
そして、そのドラマには、
必ず共通するテーマ性があります。
それが、「人生のコンセプト」です。
本人は無自覚ですが、
人生は、このコンセプトを中心に回っているものです。
それが、短い言葉にまとまって生み出された瞬間…
「そう！これが私の人生だ！！」
という、感覚があります。
これは、全く新しいものを見る感覚ではないです。
感じてはいたけど、はっきりとは認識していなかったモノが、
はっきりくっきり目の前に現れる！
そんな感じ。
パッといい例えが思い浮かばないんですが、
サスペンス映画の最後に、全ての出来事が一本の線につながる感覚。
あぁ〜！！それでか！という感覚。
犯人の動機を聞いて、そりゃぁ、事件を起こすのもわかるわ！！
という感覚。
あるいは、全部知っている曲なんだけど、
オリジナルアルバム→ベストアルバムに曲順が変わるだけで、
全く新しい曲に聴こえるじゃないですか。
それと同じで、
点と点のつなぎ方が変わると、
人生そのものが全く新しく蘇るのです。
コンセプトメイキングは出産に近い？
書きながら思いました。
コンセプトを生み出すって、出産に近いかも！
新しい命が生まれる。
ただ、どこか懐かしい感じ。
（血のつながりを感じるのでしょう）
そのため、ものすごくしっくりくる。
情熱的に、
「私はパワフルなリーダーだ！」とか、
「私は愛と勇気にあふれた存在だ！」とか、
どれだけアファメーションをかけても、
どこか違和感が消えない。。
自己啓発ってそんなところがありますよね。
これは、内側から生み出していないから。
人生のコンセプトは、内側から生み出されるからこそ、
グググ〜っと染み込んでくる感覚なのでしょう！
とりとめなくなってしまいました。
これも、人生の一部ということで、このままアップしたいと思います。
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