現場で培った、企画コンセプトの作り方をお伝えする当シリーズ。
企画コンセプトの作り方・全体像はこちらをご覧ください。
※「コンセプト作りの流れ」って言いにくいので、
コンプロフロー(コンセプトプロデュースフローの略)と呼ぶことにしますね。
今日は、コンプロフローのスタート段階・目的の作り方についてお伝えします。
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ステップ1:全体像を整理
「新しい企画を考える」となった場合、
ついつい、新しくて奇抜な企画を考えようとしてしまいます。
新しいことを考えるのは良いことですが…
その前に、「全体像を整理」しましょう。
現在の事業を図式化し、課題を整理。
大雑把に言うと…
・新規集客の流れ
・リピート集客の流れ
・紹介の流れ
・WEB動線の状態
それぞれのポイントがうまく回っているかを整理。
すると、まず手をつけるべきポイントが明確になります。
新規客の入口となるコンテンツが弱いなら、入口づくり。
新規は集まるけど、成約に至らないなら、クロージング。
リピートにつながらないなら、リピート率向上。
何から企画するか、優先順位を整理した方が良いです。
「企画の目的」をせっかく考えるなら、効果的に。
事業の流れを意識した上で、
費用対効果が一番高い点について、企画を立てましょう。
ステップ2:自身にとっての目的
企画の狙いが明確になったら、
今回の企画コンセプト作りの目的を決めます。
忘れちゃいけないのは、事業の流れを意識すること。
例えば、「新規集客」のための企画なら…
どうやって足を運んでもらうか?も大事ですが、
どうやってまた来てもらうか?も考えないといけません。
流れを意識したうえで、狙いを具体化。
・集めたいターゲットは?
・その人たちにどうなって欲しいのか?
(どんな行動をとってもらいたいのか?)
もちろん、数字のことも考えないといけません。
・どれだけの売上を狙うか?
・どれだけの人数を集めるか?
こうしたポイントを踏まえ、
目的を明確にコトバにしましょう。
ステップ3:お客様にとっての目的
自身にとっての目的を考えたら、
お客様にとっての目的も考えます。
目標設定の本には、「数字で計測できる目標を立てましょう」
みたいなことが書かれていることが多い。
それはステップ2でやることですが…
お客様は数字じゃない!!
彼らにとって、「どんな価値が得られる場にするか」も目的の一部として考えます。
・人柄が伝わり、なんでも相談できる相手を得た
・悩みが1つ解決し、すっきりした
こうした、数値化できないことも、目的の1部でOK!
むしろ積極的に入れるべきです。
ステップ2とステップ3の両方を考えることで、
「独りよがりな企画」になることを避けられます!
自分にとって、相手にとって、価値ある目的を考える。
目的を作る際は、しっかり意識してください☆
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