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弘前のスターバックスが素敵でした☆

先週訪れた、僕のルーツ・弘前

りんごの花の香りが爽やかで、心からリフレッシュできました。

アップルパイやシードル(りんごのお酒)も楽しみましたが、もう一つお伝えしたいことがあります。

弘前城の隣にあるスターバックスがとても素敵だったのです!

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元は日本政府の建物だったらしいのですが、和と洋が合わさったおしゃれな空間でした。

スターバックスには「コンセプトストア」という、特定のコンセプトをベースに作られた店舗があります。

例えば、富山市の環水公園店は「水辺と芝生の憩い空間」がテーマ。

神戸市の異人館にあるストアは、「レトロで部屋ごとに趣の異なる洋館」がテーマ。

それぞれにテーマがあるのですね。

弘前のストアはコンセプトストアに指定はされていませんが、雰囲気は抜群!

中庭と室内がガラス張りの引き戸なんですよ!!

他にない内装を楽しみながらのコーヒータイムは最高でした☆

 

中身は同じなのに魅力が変わるのはなぜ?

ところで、スターバックスである以上、商品に違いはありません。

弘前店だからと言って、地域限定のアップルパイが置いてあるわけでも、ねぶたラテがあるわけでもない。

(富山の場合、白エビキッシュがあるわけではない。)

それなのに、弘前のストアも、富山のストアも満席状態。

「中身は同じ」なのにです。

このポイントが、これからの時代のビジネスを語るうえで欠かせなくなってくる!と僕は考えています。

「中身」よりも「器」が大切なんですね。

 

スターバックスの例は、「商品」よりも「店舗(外装・内装)」が選ばれる理由になるケース。

こうしたケースは、実は他にもあります。

<旭山動物園の場合>
北海道・旭川市にある旭山動物園。

来客数が低迷する中、起死回生の方向転換に取り組みました。

動物は変えず、動物が暮らすおりを変えました。

人気の動物(パンダやコアラ)を連れてきたわけではないのに… 日本一の人気パークに大変身!

中身ではなく、器が変わったのですね。

このように、中身より器がヒットの鍵になることは多い。

これは、有形無形問わずコンテンツを提供している人なら誰しもが意識すべきポイントだと思います。

 

コンテンツよりコンテクストの時代

中身よりも器が大切。

このポイントは伝わったかと思います。

では、ビジネスに置き換えるなら?

今日はマーケティングについてお伝えしましょう。

ブログやFacebookを集客に役立てたい。

そうした方々が取り組むのは、「コンテンツマーケティング」

ターゲットとする客層に喜ばれるコンテンツを発信し、人を集めるという手法です。

重要なのは…

  • 他にないコンテンツを作ること
  • 他よりも詳しい情報を発信すること
  • 他よりたくさんの情報をまとめること

つまり、中身勝負なのです。

なかなか思うような結果が得られないなら…コンテンツに面白さが足りないのでは?と自問自答し、新しいコンテンツを探す。

そんなことをされた経験はありませんか?

僕は何回もあります(^-^;

 

一方、視点を中身から「器」に変えるとどうなるか。

僕は、器を意識するマーケティングをこう名づけました。

「コンテクストマーケティング」

中身よりも、器・文脈を意識する

内容よりも、誰として語るか・立ち位置を意識する

よくあるネタだったとしても、語る文脈が違うと…

他にはない面白いブログに早変わり!

コンテクストに目を向けることで、そんなことも可能です。

 

器を決め、中身を考える

例えば、こんな内容のブログがあったらどうでしょう?

※実際にはありません(^-^;

 

<アラフィフラバー.com>
〜コンテンツ〜

・50代女性が恋人を見つけるノウハウ

・出逢いをゲットする方法 (同窓会、冠婚葬祭、地域イベント、PTA)

・子育てとの折り合いのつけ方

う〜ん…際どい内容になりそうです。

(不倫にも発展しそうで、おおっぴらに読者登録しにくいですね。。)

 

ここで、中身を変えずにコンテクストを変えてみましょう。

 

<熟年のための愛され婚.com>
〜コンテンツ〜

・50代女性が恋人を見つけるノウハウ

・出逢いをゲットする方法 (同窓会、冠婚葬祭、地域イベント、PTA)

・子育てとの折り合いのつけ方

全く同じコンテンツですが…こちらのブログは前向きな感じがします。

コンテクスト(=器)が変わると、コンテンツの現れ方が変わります。

つまり、これまでは見向きされなかったブログでも、コンテクストを変えれば…

  • 誰として語るのか?
  • どんなタイトルで語るのか?

を工夫することで、一気に蘇る可能性もあるのです!

 

あなたは誰として情報発信をしますか?

この記事の最後に考えたいのは、「どんな立ち位置で発信するのか?」というポイント。

もしも、一生懸命情報発信をしているのに成果につながらないとしたら…

コンテンツが悪いのではなく、コンテクストが悪いのかもしれません。

例えば、補正下着を売りたいと思いブログを作ったとして…

「補正下着の販売員」という立ち位置で書くと…

「補正下着の選び方」のようなブログになります。

一方、「理想のボディーラインづくりのプロ」という立ち位置なら…

「体型変えずに美しく魅せる!着やせマジック☆」というブログになります。

どっちを読みたいと思いますか?

 

コンテンツよりもコンテクスト。

発信者である自分自身はいったい誰なのか?

立ち位置やコンテクストは工夫できているか?

改めて考えてみると面白いでしょう☆

 

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アラヤ ノブトシ

C&Pプロデューサー・アラヤ ノブトシ 《強いコンセプト》×《魅せるパッケージ》でシンプルに売れる企画をつくります。 プロデュースは最短120分からできます。