コンサルにお金を払ったら集客できると思うな
世の中には、たくさんの集客コンサルがいます。
それぞれ得意技は違いますが…
ひとくくりにしてしまうと、「WEB集客コンサルタント」っていう人ってたくさんなのです。
例えば、フェイスブックで集客できるようにするメソッドを持っていたり、
フェイスブックのライティングに特化する人もいたり、
フェイスブック広告の運用に特化したコンサルもいたり…
海千山千です。
ビジネスを大きくしたい。
現在、リアルで展開しているところから、
WEBに展開を広げたい。
WEBでコストをかけずに集客したい。
これだけWEBが発展した世の中ですから、
僕の感覚からすると、
WEBを使おうとしないことが異常と思えます。
そんな時代背景ですから、
資金を投じてでも効果的なWEB集客ノウハウを取り入れるのは賢い選択です。
そして、馴染みのない分野に着手するうえで、
道先案内＝コンサルタントをつけるのも、とても賢明だと思います。
一から自力で学び、効果的な方法を導くには、
時間・労力がかかります。
そんな無駄をショートカットできるなら…
コンサルタントを活用した方が合理的ですから。
ただ、勘違いして欲しくないことがあります。
それは…
コンサルを取り入れれば万々歳！
安直にそう思うのは危険。
誤解を恐れず言うと、高いコンサルフィーを必要とする売れっ子コンサルを味方につけると、
成功が確約された気がする！
これが一番危ないと思っています。
今日はWEB集客コンサルに投資する前に知っておいてもらいたい、《シンプルなビジネスのルール》についてお伝えしましょう。
ビジネスのルール
まず、集客について考える前に、
ビジネスの方程式について考えてみましょう。
ビジネス＝《売るモノ》×《売る場所》×《集客》
寿司屋なら…
売るモノ＝寿司
・回る／回らない
・価格帯はマチマチ
・寿司メイン／飲み屋＋寿司…
売る場所
・店舗なら…立地、座席数、内装外装…
・宅配なら…ホームページ、チラシ、出◯館…
集客
・回転寿しチェーンなら…TV CM、のぼり…
・個人店なら…ポータルサイト、DM、ちらし…
３つの要素が合わさって、そのビジネスが反映するかは決まってきます。
このルールを知ることで、あなたがまず投資すべきことが何かが見えてくるのです。
世の中には集客を必要としないビジネスが存在する
「ラーメン二郎」
僕は、このビジネスモデルほど最強なビジネスはないと思っています。
※大阪には二郎がないため、生粋の二郎の写真を載せられません。
ラーメン屋？
いや、違うんです。
ラーメン二郎は、「二郎」であって、ラーメン屋ではない。
ラーメン二郎＝
《売るモノ》：二郎（極太麺、豚骨フルボディ醤油スープ、四角い肉、野菜がこんもり盛られた食べ物）
《売る場所》：店舗（たいてい駅から遠い）
《集客》：なし（強いて言うと黄色い看板のみ）
ラーメン二郎は、集客を必要としません。
開店すれば、まるで強力な磁石のように、
二郎愛好家＝ジロリアンを惹きつけます。
たとえ駅から遠くても、立地の悪さはモノともしません。
先ほどのルールに当てはめると…
ビジネス＝《二郎》×《不利な立地》×《黄色い看板》
普通に考えると、ビジネスとして成り立ちません。
ところが、売るモノの魅力が際立っているため
（他では買えないモノを売っているため）
立地に関わらず、人が集まり続けるのです。
集客の前に売るモノを見直そう
二郎について語り出すといくらでもいけてしまうので、
この辺りでやめておきます。
ポイントは何かと言うと…
WEB集客コンサルタントを取り入れ、
フェイスブック、ブログ、メルマガといったノウハウを身につけても…
売るモノに魅力がなければ、
その投資は無駄になる！ということです。
ですので、
WEBにお金をかける前に、「売るモノ大丈夫？」と見直す必要があります。
あるいは、売るモノ作りがちゃんとできる人を探してくる必要があります。
僕の場合…売るモノを作り出すことができるので、基本的にオファーはお受けしていますが…
売るモノありきでの依頼はお断りする場合があります。
例えば、実際にあったケースは、
「TOYOTAのとある車種のアルミホイール専門店のWEB集客」のご依頼。
このビジネスは、下りの波に乗っちゃってます。
自動車販売台数が減少し、
車にお金をかける人が減っていく中、
その時代背景に逆行したビジネスなので、
集客を頑張っても難しい（投資に見合うだけのリターンが得られない）と判断しました。
そろそろWEBに力を注がねば！
資金を投入してでもやる必要がある！
だから…コンサルを雇おう！
そう考える前に、ルールに沿ってビジネスを見直す。
これはとても大切。
あなたのビジネスの売るモノは何ですか？
それは魅力的ですか？
誰にお願いするかを考える前に、
少しだけ考えてみましょう。
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